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ロタウイルスワクチン

ロタウイルス胃腸炎には、原因ウイルスに対する治療薬がありませんので、症状に対するケアをします。まず、吐き気がおさまったら、「こまめに」「少しずつ」水分を補給して、脱水を予防します。水分補給には、ミルクよりも湯冷ましか母乳、電解質を含むイオン水が適しています。赤ちゃん用のイオン飲料 (補水液)を使用することもできます。
しかし、繰り返し起こるおう吐・下痢のため、水分補給がままならず、急激に症状が悪化してしまうことも、少なくありません。

「おしっこの回数・量が少ない」「水分がとれない」「唇や肌が乾燥している」「顔色が悪い」「ぐったりしている」など、脱水のサインが現れたら、早めに小児科を受診しましょう。また、下痢でおしりがかぶれないように、その都度ぬるま湯で拭いて、清潔を保つことも大切です。

ロタウイルス胃腸炎は保護者にもたいへん

赤ちゃんがロタウイルス胃腸炎にかかると、保護者にもかなり負担が。入院すれば家族の付き添いが必要となるケースが多く、入院はしなくても、家で看病をするため何日も仕事を休まなければならなくなります。「汚物の付いた衣類等の消毒・洗濯」「入院したとき、発病していないほかのこどもたちの世話をしてもらう人を探す」など、さまざまな雑事も発生。乳幼児医療制度を使えば、医療費の実費負担はわずかで済みますが、交通費、駐車場代、紙おむつや経口補水液の代金、他の家族の世話をしてもらった謝礼等々、出費もかなり増えることになります。