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ワクチンがある感染症

ボタンをクリックすると、感染症の症状や注意ポイントについてご覧いただけます。

ロタウイルス胃腸炎

ロタウイルス胃腸炎について

ロタウイルスが原因の胃腸炎。突然の激しいおう吐と米のとぎ汁のような水様性の下痢を繰り返すのが特徴的で、発熱を伴うこともあります。乳幼児がかかりやすく、重症化しやすいため、注意が必要です。

ロタウイルス胃腸炎はワクチンで予防できます ロタウイルス胃腸炎とロタウイルスワクチンについて 詳しくはこちら!

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B型肝炎

B型肝炎について

B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することで起こる肝臓の病気で、血液や体液を介して感染します。 B型肝炎はお母さんがウイルスをもっていた場合、出生時の産道感染や、育児中に体液を介して感染することがあります。感染した後、60~90日後に症状が出る急性肝炎では、発熱、全身の倦怠感、黄疸などが主な症状として現れます。出生時や乳幼児期での感染は、症状がない場合が多いですが、ウイルスが残り続ける持続感染になりやすいという特徴があります。乳幼児の症状は、黄疸、嗜眠、発育不良、腹部膨隆、および粘土色の便がみられるなどです。完治できた場合は一過性感染と呼びます。持続感染では、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんになる場合もあります。

注射定期B型肝炎ワクチンで予防しましょう。

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ヒブ感染症

ヒブ感染症について

インフルエンザ菌b型(Haemophilus influenza type b、頭文字をとってHib:ヒブ)という細菌による感染症です。ヒブは、のどや鼻の奥にすみついている細菌で、症状が現れないまま保菌している子どもも多くいます。
接触感染や飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)で感染は広がります。初期の症状は、発熱や頭痛、おう吐など、いわゆるかぜの症状と似ています。まれにウイルスが血液中に入ると重症化して、細菌性髄膜炎(脳の周りをおおっている膜に炎症が起こる病気)、急性喉頭蓋炎(のどにある、物を飲み込むときに閉じて蓋をする部分に炎症が起こる病気)など、命を落とすこともある病気を引き起こします。

注射定期早期発見や治療が難しいため、ヒブワクチンによる予防がもっとも大切です。

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肺炎球菌感染症

肺炎球菌感染症について

肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。主に咳やくしゃみなど、気道の分泌物に含まれ、飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)や接触感染によって感染が広がります。よくみられる症状は発熱で、気管支炎、肺炎を引き起こしたり、敗血症(炎症が全身に広がり、臓器障害が起こる病気)、髄膜炎(脳の周りをおおっている膜に炎症が起こる病気)などの重い合併症を起こしたりすることがあります。髄膜炎になると、重い後遺症が残ったり、死亡したりする場合もあります。

注射定期沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)を接種して予防しましょう。

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ジフテリア

ジフテリアについて

ジフテリア菌という細菌が人に感染した後に出す毒素によって引き起こされる病気です。ジフテリア菌は、咳やくしゃみなど、飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)によって人から人に感染します。潜伏期間は2~7日で最初は発熱、のどの痛みの症状があり、毒素が心臓の筋肉や神経などに作用して重症化する場合や死亡する場合があります。特に5歳以下の子どもが感染した場合、重症化しやすいといわれています。

注射定期四種混合ワクチンを接種して、予防しましょう。

※二種混合ワクチン、三種混合ワクチンもジフテリア含有ワクチンです。

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百日咳

百日咳について

百日咳菌が原因の感染症です。潜伏期間は5~10日(最大で3週間)で、主に咳によって、飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)や接触感染で感染します。はじめは風邪と似た症状で、咳などの症状が長く続きます。激しく咳き込んだあと、息を吸うときにヒューという笛を吹くような音が聞こえるのが特徴です。
成人が百日咳にかかっても重症化することはありませんが、1歳未満の乳児、特に3~6か月未満の乳児が百日咳にかかると、最悪の場合、亡くなってしまうこともあります。

注射定期四種混合ワクチンを接種して、予防しましょう。

※三種混合ワクチンも百日せき含有ワクチンです。

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破傷風

破傷風について

土壌中に存在する破傷風菌が傷口から入って感染し、感染後に細菌が出す毒素によって引き起こされる病気です。潜伏期間は3~21日で、顔の筋肉が動かしにくい、引きつるなどの症状が出て、口が開けにくくなったり、けいれんが起こったり、呼吸筋の麻痺により窒息して死亡することもあります。ワクチンでしか免疫ができない病気です。

注射定期四種混合ワクチンを接種して、予防しましょう。

※破傷風トキソイド、二種混合ワクチン、三種混合ワクチンも破傷風トキソイド含有ワクチンです。

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ポリオ

ポリオ(急性灰白髄炎)について

ポリオウイルスによって引き起こされる、かつて「小児まひ」と呼ばれた病気です。感染者の糞便中に含まれるウイルスが感染源となり、潜伏期間は3~21日です。感染してもほとんどの場合は症状がなく、自然に治りますが、ごくまれに麻痺が起こり、後遺症が残る場合があります。

注射定期四種混合ワクチンを接種して、予防しましょう。

※不活化ポリオワクチンでも予防できます。

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結核

結核について

結核菌という細菌に感染することで起こる病気で、飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)や空気感染(空気中に漂う小さな粒子を吸い込むことでの感染)で感染します。結核菌は肺で増え、肺結核を引き起こします。主な症状は、咳、痰、発熱、体重減少などです。また、血液を通じて全身に結核菌が広がる粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)や結核性髄膜炎(脳の周りをおおっている膜に炎症が起こる病気)を発症することもあります。1歳未満の乳児は重症化しやすいので注意が必要です。

スタンプ定期BCGワクチンを接種して、予防しましょう。

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麻しん(はしか)

麻しん(はしか)について

麻しんウイルスというとても感染力が強いウイルスによって引き起こされる病気です。空気感染(空気中に漂う小さな粒子を吸い込むことでの感染)、飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)、接触感染によって感染が広がります。10~12日間の潜伏期間の後、発熱、鼻水、咳、目やになどの症状が現れます。その後、体に赤い発疹が出て、口の中に白いブツブツがみられるのが特徴です。中耳炎、肺炎、脳炎などの合併症を起こしやすく、後遺症が残ることや死亡する場合もあります。

注射定期MR(麻しん風しん混合ワクチン)を接種して、予防しましょう。

※麻しん単独のワクチンもあります。

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風しん

風しんについて

風しんウイルスによって引き起こされる病気です。飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)や接触感染によって感染が広がります。潜伏期間は14~21日で、発熱、発疹、首の周りや耳の後ろのリンパ節の腫れが主な症状です。発疹は3~5日で消えるため、”三日はしか”とも呼ばれます。感染しても症状が出ないこともありますが、まれに脳炎や血小板減少性紫斑病(血小板の数が少なくなり、出血しやすくなる病気)を合併することがあります。
大人になってから女性が妊娠中に感染すると、胎児が先天性風疹症候群を発症することがあります。本人の予防だけでなく、周りの人が妊婦さんに感染させないよう注意が必要です。

注射定期MR(麻しん風しん混合ワクチン)を接種して、予防しましょう。

※風しん単独のワクチンもあります。

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おたふくかぜ
(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)について

ムンプスウイルスによって引き起こされる病気です。飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)や接触感染によって感染が広がります。潜伏期間は16~18日で、発熱と耳下腺(じかせん:耳の下)や顎下腺(がっかせん:顎の周り)の唾液腺に、痛みをともなう腫れがみられます。髄膜炎(脳の周りをおおっている膜に炎症が起こる病気)、脳炎、精巣炎、感音性難聴などの合併症を起こす場合もあります。感音性難聴は、一度なってしまうと聴力の回復は難しく、生活に影響がでる重大な病気です。

注射任意おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンを接種して、予防しましょう。

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水痘(みずぼうそう)

水痘(みずぼうそう)について

水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルスに初めて感染することで起こる病気です。空気感染(空気中に漂う小さな粒子を吸い込むことでの感染)や飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)、接触感染によって感染が広がります。主な症状は、発熱と全身の発疹で、皮膚の細菌感染症、肺炎、髄膜炎(脳の周りをおおっている膜に炎症が起こる病気)、脳炎などの合併症を起こす場合もあります。
一度、水痘にかかると、症状が治ってもウイルスが体の中に潜伏していて、大人になって免疫が低下したときに、痛みを伴う帯状疱疹を発症することがあります。

注射定期水痘ワクチンを接種して、予防しましょう。

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日本脳炎

日本脳炎について

日本脳炎ウイルスによって引き起こされる病気です。このウイルスは、ブタなどの動物の体の中で増え、その動物の血液を吸った蚊(コガタアカイエカ)が人を刺したときに感染します。人から人へは感染しません。潜伏期間は6~16日で、主な症状は発熱、頭痛、吐き気で、急に意識が低下し、けいれんや昏睡状態になりますが、ほとんどの人は症状が現れません。また、発症した場合、治療方法はありません。小児は重症化しやすく、後遺症が残ることや死亡する場合もあるので、予防が大切です。

注射定期日本脳炎ワクチンを接種して、予防しましょう。

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インフルエンザ

インフルエンザについて

インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。日本では、例年12~3月に流行します。接触感染や飛沫感染(咳やくしゃみや会話時に飛び散った、ウイルスを含むしぶき(飛沫)を吸い込むことでの感染)で感染は広がります。潜伏期間は1~4日で、発熱、頭痛、全身の倦怠感、関節痛、筋肉痛がみられ、普通の風邪に比べて、症状が強いことが特徴です。通常は1週間程度で良くなります。しかし小児では、中耳炎や熱性けいれん、脳炎、脳症などの合併症を起こす場合もあるので、注意が必要です。

注射任意インフルエンザワクチンを接種して、予防しましょう。

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A型肝炎

A型肝炎について

A型肝炎ウイルス(HAV)に感染して起こる肝臓の病気で、主に食べ物(海産物など)を介して口から感染します。潜伏期間は2~6週間で、初期症状は発熱、全身の倦怠感、食欲不振などです。その後、黄疸や肝腫大などの肝炎に特徴的な症状が出現します。安静にするか、対症療法(現れた症状に対応して、症状を軽くする方法)で治療し、治るまでは1か月以上かかります。乳幼児では症状がでないか、軽症の場合も多いですが、家族への感染源となることが考えられます。

注射任意海外(特に発展途上国)に旅行したり、長期滞在したりする場合などにはA型肝炎ワクチンを接種して予防しましょう。

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ワクチンがない感染症

アデノウイルス感染症
(プール熱)

アデノウイルスには多くの種類があり、感染するウイルスのタイプによって、肺炎などの呼吸器感染症、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎、胃腸炎などを起こします。特に、呼吸器感染症と胃腸炎は、乳幼児で多くみられます。アデノウイルスは、せきやくしゃみ、ウイルスが付着した手や物などを介して感染します。潜伏期間は2~14日ほどで、ほとんど症状がみられない場合もあれば重症化する場合もあるため注意が必要です。ウイルスの種類が多いことから、何度も同じような病気になる場合もあります。

こんなときは注意!

高熱が続く、せきがでる、呼吸障害、下痢やおう吐があるなど。

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かぜ症候群

かぜ症候群は、一般的には鼻やのどの粘膜にウイルスが感染し、発熱、せき、鼻水などの症状を引き起こすものです。代表的なウイルスはRSウイルスです。生後3か月過ぎから、毎年、何度も繰り返しかかります。月齢が低い乳児や免疫不全、呼吸器の病気がある子どもでは細気管支炎(息を吐く時ゼーゼー、ヒューヒューと音がする、呼吸困難になる)や肺炎を起こすことがあり、入院が必要になることもあります。

こんなときは注意!

普段より機嫌が悪い状態が続く、高熱が続く、ゼーゼー、ヒューヒューが強くて息がしにくくなるなど。

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手足口病

コクサッキーウイルスやエンテロウイルスに感染して起こる病気で、手や足には水ぶくれ、口の中には痛みを伴う水ぶくれができるのが特徴です。せきやくしゃみなどを介して感染します。潜伏期間は3~5日で、発熱することがあります。口の中の水ぶくれは痛むため、食欲が落ちたり、よだれが増えたりすることがあります。痛みのある間はこまめに水分を与え、ゼリーなど口当たりのよいものを食べさせるといいでしょう症状は通常、3日から1週間程度で治まります。まれに、急性髄膜炎や急性脳炎を起こすことがあるため注意が必要です。

こんなときは注意!

食べ物や水分がまったくとれない、高熱、頭痛、おう吐、ぐったりしているなど。

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突発性発疹

主にヒトヘルペスウイルス6型、7型によって起こる病気で、赤ちゃんが生後6か月前後に初めて高い熱を出した場合は、この病気が原因であることが多いといわれています。生後6~24か月でかかることが多く、4歳までにほとんどの子どもがかかります。突然、38度以上の高熱が出て3~7日続き、熱が下がると同時に小さく赤い発疹が全身にあらわれます。熱が高いわりに元気なことも多く、発疹は2日ほどで消え、自然に治ります。ただし、まれに、熱の上がりぎわに熱性けいれんを起こしたり、脳症を合併したりすることがあります。

こんなときは注意!

高熱が続き不機嫌な状態が続く、ぐったりする、けいれんがみられるなど。

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乳児ボツリヌス症

ハチミツなどから検出されることが多いボツリヌス菌の毒素による病気です。1歳未満の赤ちゃんは抵抗力が低いため、ボツリヌス菌を含むハチミツなどを食べた場合、体内に入った菌の出す毒素によって症状が起こります。便秘、全身の筋力が低下する脱力状態などが主症状で、飲む力が弱くなり、泣き声も小さくなります。頑固な便秘が続くため、便から長い期間(1~2か月)菌が排せつされることがあります。ボツリヌス菌は、ハチミツだけでなく野菜ジュースなどからも検出されることから、1歳前にこれらを与えることは避けたほうがよいでしょう。

こんなときは注意!

便秘、筋力の低下(無表情、頭を支えられない、脱力状態など)、飲む力が弱くなる、泣き声が小さくなるなど。

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ノロウイルス感染症

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年中起こりますが、特に冬に多くみられます。ウイルスが付着した食物や手などから感染することがほとんどです。感染すると、12~48時間の潜伏期間のあとに、吐き気、おう吐、下痢、腹痛などが起こり、発熱がみられることもあります。これらの症状は、通常1~2日で治まり、後遺症も残りません。ただし、体力のない乳幼児や高齢者は、重症化したり脱水症を起こしたりすることもあるため注意が必要です。症状がある間は安静にし、水分と栄養を十分に補給しましょう。

こんなときは注意!

ミルクや母乳などの水分を受け付けなくなった、ぐったりしているなど。

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ヘルパンギーナ

主にコクサッキーA群ウイルスに感染して起こる、いわゆる「夏かぜ」の代表的な病気です。せきやくしゃみ、ウイルスの付着した手や物などを介して感染します。主な症状は、突然の高熱、のどの痛み、口の奥にみられる水ぶくれで、この水ぶくれが破れるとかなり痛むため、水分や食事がとれないこともあります。通常、2~4日で熱が下がり、1週間程度で治りますが、急に熱が上がるときに熱性けいれんを起こしたり、水分がとれないことにより脱水症を起こしたりすることがあります。また、まれに髄膜炎や心筋炎などを合併することがあります。

こんなときは注意!

痛みが強くて水分が全くとれない、けいれんがみられる、頭痛やおう吐がある、むくみや呼吸困難、チアノーゼの症状がみられるなど。

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りんご病(伝染性紅斑)

伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19に感染することで発症する感染症で、ほおがりんごのように赤くなることから、「りんご病」とも呼ばれます。感染してからおよそ10~20日後に両側のほおに赤い発疹があらわれ、その後全身に発疹がみられますが、これらの症状は1週間程度で自然に消えることがほとんどです。発疹があらわれる7~10日前に、発熱やかぜのような症状がみられることが多く、この時期はウイルスが最も排出されるため、せきやくしゃみなどを介して感染を広げてしまうことがあります。なお、ウイルスの感染力は、発疹があらわれるころには弱まります。妊娠中に感染すると、まれにおなかの赤ちゃんの異常や流産の原因になることがあるため、注意が必要です。

こんなときは注意!

ほおにちょうちょのような赤い発疹がみられる、手や足に網目状、レース状の発疹がみられるなど。

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A群溶血性連鎖球菌感染症

A群溶血性連鎖球菌に感染して起こる病気で、のどや皮膚に症状があらわれます。せきやくしゃみ、ウイルスが付着した手や物などを介して感染すると、2~5日の潜伏期間の後に、突然の高熱(38℃以上)、のどの痛み、おう吐、手足や体に小さな発疹、舌にイチゴ状のツブツブなどがみられます。多くは1週間以内に改善しますが、まれに重症化して、のどや扁桃腺の腫れや、体中に小さく赤い発疹ができる「猩紅熱」に移行することがあります。また、リウマチ熱、急性糸球体腎炎、肺炎、髄膜炎、中耳炎などを合併することがあるためには、症状が治まっても医師から指示された期間はきちんと薬を飲むことが必要です。

こんなときは注意!

のどが腫れて痛い、ぐったりしている、全身に発疹が広がっている、など。

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RSウイルス感染症

RSウイルスは子どもの呼吸器感染症の原因となる代表的なウイルスで、生後1年で50~70%以上の赤ちゃんが感染するといわれます。感染すると、発熱、せき、鼻水などがみられますが、多くは軽い症状ですみます。ただし、生後数週間から数か月の早い時期に感染すると重症化しやすく、低出生体重児や、心臓の病気、免疫不全などのある場合も重症化の可能性が高まるとされています。RSウイルスは、せきやくしゃみ、ウイルスの付着した手や物などを介して感染することがほとんどで、家族内で感染しやすいことが知られています。学校へ通う子どもが家族内にウイルスを持ち込むことが多いため、赤ちゃんと年長の子どもがいる家族では特に注意が必要です。

こんなときは注意!

ぜいぜいする、呼吸困難がみられるなど。

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